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もっと知ろう「緩和ケア」 緩和ケアはいつから受けられるの?:緩和ケア導入時期の考え方

緩和ケアは、「がん治療ができなくなった方への医療」あるいは「がんの終末期に受けるもの」と思っている方も、少なくないようです。緩和ケアは、がん治療の初期から、がんの治療と並行して受ける医療です。苦痛を伴う症状を緩和すれば、がんと闘う力もわいてきます。


 

がん治療と緩和ケアの割合
  がんと診断され、最初のがん治療が始まります。 痛みなどの症状がある場合は、その症状を取り除きます。 身体の苦痛による体力の消耗を防ぐことで、がんと闘う力がわいてきます。   再発を含むがんの治療中でも、身体的な苦痛がある場合は、その症状を取り除き、がんの治療を受けやすくします。また精神的な苦しみを理解し、一緒に対処を考えます。  
がんが進行し、身体的な苦痛がある場合はもちろんのこと、トータルペインに対して緩和ケアを提供することにより、自分らしい生活をできるよう、さまざまなケアやサポートを行います。
 
             

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